男子ゴルフの「カシオワールドオープン」は、27日、高知・Kochi黒潮CC(7315ヤード、パー72)で開幕する。
MP-H5 アイアン国内男子ツアーは、出場枠が限ら れた次週の「日本シリーズJT杯」が今季最終戦のため、賞金シード争いは今週が実質的な最終戦。26日はプロアマ戦が行われ、現在、シード圏外にいる矢野 東(37)=フリー=は最後のチャンスでの“滑り込み”を狙う。
2002年から賞金シードを保持し続けてきた矢野は今季賞金ランク82位と低迷。次週の今季最終戦は出場資格がないため、最後のチャンスとなる。
「毎日2アンダーずつ出して、合計8アンダーが目標。20位以内に入れれば、(賞金ランク)75位以内をクリアできると思う」
これまでは賞金ランク70位以内で翌年のシード権を得られていたが、ツアーの活性化を理由に改訂され、2015年度から2段階となった。1年間のシードを得るには同60位以内が必要。矢野が最低限のラインとしているのは条件付きシード権が得られる同75位以内だ。
“準シード”なら秋に優先順位見直しの対象にはなるが、前半戦出場が認められる。まずは現実的な目標で生き残りを目指す。
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