観戦注意報だ!男子ゴルフのスポニチ後援・三井住友VISA太平洋マスターズは13日、静岡・太平洋C御殿場Cで開幕する。
JPX850フォージドアイアン9年ぶりの日本ツアー出場と なる4月のマスターズ覇者バッバ・ワトソン(36=米国)は11日、練習ラウンドを行い調整。昨季米ツアーでドライビングディスタンス1位となった飛距離 を見せつけた。昨年2位の石川遼(23=CASIO)と、先週のHSBCチャンピオンズ3位の岩田寛(33=フリー)は会場に姿を見せなかった。
観客がコース内のフェアウエーを横切るために設置されたクロスウエー。ティーショットが届かないことを前提に、1番パー4(459ヤード)は360ヤー ド地点にロープが張られている。打ち下ろしだが、気温10度と距離の出にくい条件。しかし、余力を残して振ったワトソンの1Wは364ヤードを記録しロー プに到達。95ヤードの2打目を簡単そうにピンに寄せた。
想定外の飛びに主催者は異例の措置を取る。
キャロウェイX2 HOTアイアン通常は通行可能なクロスウエーだが「バッバが打つ時はギャラリーを止めます」という。ワトソンは石川、谷原と同組。この組が第1打に入る時は安全面を考慮し、通行止めになることが決まった。
11番ではアイアンの飛距離を測定。逆風でも8Iは189ヤード、5Iは225ヤードをマークした。名物の18番パー5は2打目を池に打ち込み、ウオー ターショットを練習するなど本気モード。HSBCチャンピオンズに続く連勝を狙うレフティーは「非常に気に入った」と残し会場を後にした。